保育士求人の現状を教えて!
~仕事や待遇などいろいろ知りたい~

保育士求人の現状を教えて!~仕事や待遇などいろいろ知りたい~

昨今の待機児童が多い問題は保育士不足も一因になっているといわれています。
かわいい子どもたちを保育する楽しい仕事なのに、どうしてなのか不思議に感じる人も多いことでしょう。
また保育士を辞める場合、保育士不足のため強く引き止められることで辞めにくいこともあります。
辞めたあとには事務職への転職希望者が多いようですが、保育士のキャリアはどのように評価されるのでしょう。
離職する保育士が多い現状や保育士の仕事、待遇面などを踏まえておくことで、転職・就職時に戸惑うことも少なくなり有利に進めることができるようになるでしょう。

保育士になるにはどうすればいいの?

保育士は厚生労働省が所轄する国家資格で、保育に関する専門的な知識と技術を持ちます。
保育士になるには専門学校や大学で規定の課程や実習などを修了し国家資格を取得する必要があります。
また通信教育を修了し国家試験を受験するなどして資格を取ることもできます。
保育士資格試験は1年に1回、各都道府県で行われていて、試験内容や試験の日程は全国で統一されています。
1次試験は社会福祉・児童福祉・発達心理学・精神保健・小児保健・小児栄養・保健原理・教育原理・用語原理・保育実習理論の10科目でマークシートによる5択問題が出題されます。
合格者は2次試験に進み、実技で一般保育・言語・音楽・絵画製作の中から2科目を選択します。
どちらも6割以上が合格ラインで、倍率は5倍から10倍ほどです。
保育士試験は毎年4~5万人が受験をしています。社会人になって働きながら通信講座などで学び資格を取る人も多くいます。
短大や専門学校では2年間で保育士に必要な専門科目や実習を修了する必要があります。
学ぶ内容が多いため大学よりも忙しいスケジュールになるのはやむを得ません。
保育士になりたい高校生であれば大学や専門学校などへ行くことが確実に資格を取得できる方法です。
しかし事情により学校に通えない人には通信講座を受講し国家試験を受けるという選択肢があるため、保育士になるチャンスはどのような人にもあるといえます。
保育士の国家試験は簡単とはいえませんが、保育士になりたいという思いで学んでいけば誰にでも取得できる可能性がある資格です。

保育士のやりがいと魅力はたくさんある!

保育士は子どもが好きな人や、やりがいのある仕事がしたい人にとっては天職ともいえる魅力のある仕事です。
0才児のクラスであれば初めてハイハイができたり歩いたりなど、自分が保育している子どもの成長には大きな喜びを感じるでしょう。
年齢が上がるごとに衣服の着脱などのできることが増え、遊びの内容も変わっていきます。
同じように見えても、毎日が新鮮で変化に富んでいるのが保育園での仕事です。
また、1人でいることが多かった子が友だちと遊べるようになる、トイレトレーニングをしている子が自分でできるようになるなど、言葉かけやトイレ介助の毎日が報われていくとともに大きな感動を味わうこともできます。
七夕や運動会などの行事が多いのも保育園の特徴で、子どもたちは年齢に合った参加をして楽しむものです。
なかには餅つきや地方ならではの行事など、今では家庭ではあまりできなくなった季節の行事もあり次世代に伝えていく役割も担っています。
さらに、子どもとの信頼関係ができて「先生!」と呼んで慕ってくれるときには、保育士になって良かったと喜びを感じるものです。
保育士は、子どもから必要とされて、保護者からは感謝される仕事です。 保育士や友だちとの関係は、将来の社会的な人間関係の基礎となる大切なものです。
この時期に子どもの成長に関われることには大きな意義があります。
家庭と連絡を密にとりながら一緒に子育てをしていくという、やりがいもある仕事です。

保育士業界の現状について教えて!

待機児童問題が起こるなど保育園不足が問題になっていますが、保育士業界では保育士も不足している現状があります。
日本では少子化問題もあり子どもの数が減っているはずなので、待機児童が増えているのは矛盾しているようにも感じられます。
この背景には近年の不況が関係しているようです。
リストラなどの事情や給料が少ないために夫婦どちらかの給料だけでは生活できず、共働き世帯が増えて子どもを保育園に預ける家庭が増えています。
そのような背景から保育園への入園を望む人が増えているにも関わらず、保育園が増えていかない現状が問題になっています。
保育士は離職率が高く、特に大都市圏で保育士の人材不足が問題になっています。
人材不足が起こっている原因のひとつに、保育士は重労働に見合う給料ではない傾向があることがあげられます。
保育士の就職先としては公立の認可保育園、私立の認可保育園、無認可保育園、事業所や病院内託児所などのほかにも児童養護施設や知的障害者施設などがあります。
待遇の良い公立の保育園に就職したい人が多いのですが求人は少なく狭き門となっていて、私立保育園や施設などに就職する人が大半になっています。
政府は保育士不足への対策としてニッポン1億総活躍プランに、保育士の給与を2017年から2%、月額にして約6000円引き上げるという処遇改善策を盛り込み、経験を積んだベテラン保育士には月給4万円程度を手当すると発表しました。
将来的には少しずつ保育士の処遇は改善されていくことが期待できます。

保育士の勤務時間や給料などを詳しく教えて!

保育士の勤務時間はシフト制によるものが多く、保育園が始まる7時から閉園時間の19時までの12時間を早番遅番などで対応しています。
保育士の勤務時間は8時間なので、子どもの人数や保育士の人数を調整して、どの時間帯にも十分な保育ができるように各園で考えられています。
そのほかにも非常勤の保育士が週に決まった日数保育することや、朝の受け入れの時間や夕方の迎えの時間帯には、補助の保育士や無資格の子育て経験者なども保育に入ることがあります。
保育士は壁面製作などの環境整備や行事の準備で残業をすることも多く、定時に帰っても保育計画の立案や保育準備などをすることもあります。
平成27年度賃金構造基本統計調査では、保育士の給料は全国平均で平均年齢35.0歳で年収323.3万円となっています。
平均年齢42.3歳の全産業平均489.2万円に比べて高くはありません。
このうち公立保育園は公務員になるので、東京都練馬区の場合は平均給与月額が33.1万円、平均年収が630.8万円です。
一方、私立保育園の平均給与月額は21.6万円、平均年収は332.5万円と公立保育園に比べて大きく下回っています。
年齢的には20代で保育士として働いても結婚すると両立が難しくなったり、男性保育士では経済的な理由で辞めてしまったりすることもあります。
求人の年齢制限は20代などが多く見られ、子育てが一段落する30代40代では非常勤保育士や臨時職員になることが多いようです。
また男性保育士の人数はまだ少ないこともあり、保育園の設備などの理由から採用しない保育園もあるようです。
保育園には男性保育士が活躍する場面も多いので、改善されていくことを期待します。

保育士の待遇には資格も関係するの?

保育士の待遇には資格も関係するの?

保育園では保育士不足もあり、資格がなくても保育補助として保育の仕事ができる保育園もあります。
保育補助は保育計画などの仕事はなく、保育士とともにチームで保育にあたります。
できれば子育て経験がある人という条件で求人があるようですが、子育て経験がなくても子どもが好きで保育の仕事をしたい人も採用されることがあるようなので求人先に確認してみましょう。
地域や保育園により待遇面に違いはありますが、無資格者の場合は700円台後半~800円くらいになりますが有資格者であれば時給900円前後のところもあります。
雇用形態はパート勤務で朝夕の忙しい時間帯の保育補助や、非常勤勤務が多いようです。
保育園や託児所によっては無資格者でもフルタイムでの求人もあるので、資格の有無について確認してみることをおすすめします。
ベビーシッターは、子どもの安全に配慮する仕事なので特に資格は必要ありません。
近年ベビーシッターは、保育園以外にも緊急に預け先を必要とする核家族の利用が増えるなどしているのでニーズが高まっているようです。
また「准保育士制度」の導入が検討されているようですが、これは育児経験のある主婦が3カ月間の講習を受けてから保育園で働くというものです。
保育士とは違う保育ができ人材不足の一端を担える提案ですが、3カ月では保育に対応できないと懸念する見方もあります。
無資格でも愛情を持って子どもを安全に預かることができれば、保育士の人材不足にも貢献できるといえるでしょう。

保育士が転職するときの理由とは?

やりがいのある保育の仕事を続けたいと考えていても、結婚が決まり転居しなければならないときや、自分のキャリアアップのためにやりたい仕事が見つかったときには転職を考えるようになります。
保育士が転職を考えるときに大切なのは、園長などの雇用者に退職を伝えるタイミングです。
伝える時期は慎重に決めることが無難です。社会的に退職を伝える時期や理由などはある程度決まっていますので事前に把握しておくことが重要です。
少しでもわからないことがあれば、Person'sまでお気軽にご質問ください。
弊社サイトに登録していただくと専任の担当者がつきますので、ご自身の状況に合わせた転職スケジュールをご提示します。
退職の時期は保育士の場合、できれば年度末が望ましいのです。
ただし、1年の中で保育士の求人ニーズが最も高まるのは1月〜3月、次に多いのは9月〜10月といわれていますので、転職するための準備は早めに始めることをおすすめします。
転職のスケジュールを考える際は、求人ニーズの高まりを加味するとよりご希望の条件のお仕事に就きやすくなるでしょう。
また転職先の事情で退職が年度の途中になることも多いですが、1カ月前には雇用者に伝えておくと引継ぎがスムーズになります。
民法上は退職の2週間前になっていますが、保育の仕事は引継ぎや後任者が必要であるため早めに伝えるようにしましょう。
退職の理由については、当たり障りのない家庭の事情などにしておくことが良いようです。
転職する場合は詳しい事情をすべて話す必要はありません。

保育士の資格を生かすキャリア形成を!

保育士の資格を生かせる仕事としては保育園のほかにもいろいろなものがあります。
保育ママは家庭福祉員のことで、保育園に入ることができない主に3才未満の子どもを家庭で保育する制度です。
地方自治体などにより取り入れている地域と取り入れていない地域がありますが、都市部では取り入れている自治体が多いようです。
各市区により保育ママの条件は異なりますが、保育士や幼稚園教諭、助産師や看護師などの子どもに関わる資格者か、育児経験が豊富な人などとなっています。
資格を持っていない人は各市町村の保育ママになるために必要な研修を受講します。
預かる子どもは3人までで、保育ママを補助する人がいれば5人までとなっています。
保育料のほかに自治体から施設管理費として7万円~8万5千円程度の補助金が出るところもあります。
ベビーシッターは会社に登録して派遣されるシステムがあります。
ベビーシッターは単発のケースや継続して同じ子どもを保育するなど様々なかたちがあります。
ほかには学童保育や幼児教室の講師なども保育士資格を持っていると有利に働きます。
託児所も保育園と同じ保育士不足を抱えています。
24時間対応の託児所や院内託児所などは、転職サイトの求人をよく確認して応募することで希望にマッチした職場が見つかる可能性もあります。
保育士の資格を生かしてキャリアアップできるよう、自分に合った求人を探していきましょう。
保育士は資格を持っていることで転職サイトで募集している保育園や託児所などの採用に有利になるといえます。

待機児童の現状と対策方法について考えよう!

待機児童については1990年代から20年に渡り問題視されてきました。
未だ解決されていないのはどうしてなのでしょうか。
それには長引く不況にも影響され共働き家庭が増えたこと、核家族化や社会的に子どもを育てにくい環境など多くの要因があるといわれています。
保育を希望する子どもの人数に対して保育園が足りていない現状がありますが、同時に保育士不足も影響しているようです。
また、全国的に保育園の数は計画以上に増えていますが、待機児童は解消していません。
では関東圏ではどうでしょうか。
関東地区ではさらに多くの待機児童がいて問題になっています。
保護者に人気の公立保育園は東京よりも郊外の関東近郊に多くあります。
育児支援については、待機児童の多い東京都では全市区が中学校卒業まで医療費の助成を行っています。
一方、待機児童の少ない神奈川県などでは医療費助成を受けられるのは小学校低学年までという市が多くあります。
待機児童問題のほかにも自治体の補助金や、医療費についての情報をよく確認して、自分たちが子育てしやすい地域を選ぶということが大切です。
自治体による無料の学習支援や、東京都では無利子の「受験生チャレンジ支援貸付事業等の貸付事業」などの対策方法をとっているところもあります。
待機児童や育児支援にはさまざまな対策方法がこれからもとられていくと考えられます。
保育士の人材不足が解消され、未来を担う子どもたちを愛情深く育てるという、やりがいがある保育士の仕事により多くの人が携わることで将来が明るくなることを願うばかりです。

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